人が減ってる、どこ行った?
今朝、新聞のおもて面に、あるニュースが載っていた。
県の人口が減っている、というニュースだ。
近年の人口のピークは98年で、それ以来全体的に減少傾向にあるようだ。
年度始めである4月に転入者が増えたことにより、5月時の調査で人口が微増の年もあるが、これからも減少していくだろうとのことだ。
紙面では、原因として進学等による転出、そして働き口の減少により、進学で転出した先でそのまま就職する、などが挙げられていた。
東京一極集中についても挙げられていた。
そして私は、ここ数日見た街の景色を思い出した。
確かに人がいない。
年始で、みな家族と出かけていた可能性はもちろんある。
ただ、それにしても、街が静かすぎる。
少なくとも、私が暮らしていた、5〜6年前と比べては。
人気のなさに、物寂しさを感じたとともに、そんな私も、県を飛び出してしまった1人であり、少し心がぞわぞわした。
高校時代、学校のスローガンとして「世界に羽ばたこう!」のようなものがあって、その言葉のとおり、私の周りも多くが県外で生活している。
みな、それぞれの土地で活躍しているのだろう。
でも、でも少しだけ、地元の活気のなさに、何かできないかと考えたくなった。
これからも、若者が減っていくのかなあ。