日本はアルバイトたちでできている
1月の頭、ふと思ったんですよ。
日本はアルバイトたちでできている。
というのも、去年の12月に、派遣アルバイトで工場へ行っていたからなんですけど…
私の視野が狭くて、そんな狭い世界で生きていたんだなあと痛感させられたのが、その工場は、多くが派遣アルバイトやパートの人たちで回されていたということです。
私、今まで工場で働く人たちのことを考えたことがなかったけど、実際に自分が行ってみて、体感しました。
というか、私自身もアルバイトで行ったわけですが。
こんなにもたくさんのアルバイトの人が、この場に集まってるんだなあって。
しかも、毎日のことで。
私たちが食べているあれこれが、工場でつくられてたり、着ている服の倉庫だったり、多分たくさん工場はある。
そのほとんどで働いているのが、アルバイトさんやパートさんなんだろうなあって。
そしてよくよく考えると、街にもたくさんのアルバイトさんがいるなあって。
コンビニや飲食店、ガソリンスタンド、ドラッグストア、洋服屋さん、ホテル、テレビ局、ライブ会場…
挙げはじめてもキリがないくらいに、たくさんの場所で、たくさんのアルバイトさんが働いている。
日本以外の、世界の他の国がどうかはわかんないけど、日本は70〜80%くらいアルバイトの人たちで回してると言っても過言ではないんじゃないかなあと思うのです。
1番強く感じるのは、世間が3連休などの休日を楽しんでいるとき。
あなたが寄るお店、使う施設、だいたいアルバイトさんが回してますよ。
みんなが休日のとき、休みじゃない。
その分、平日に休みがあったりはするけど、それぐらい、誰かの休日を支えてるのは、アルバイトなのです。
自分の知らないところで働いてるあの人もその人も、アルバイトさんなのかもしれない。
(接客業などの社員さんも、たくさんいるから、一概には言えないけどね!)
そして、最近考えること。
そんな日本を回してるアルバイトさんは、何かあるとすぐ職を失う。
そう、まさに今なのです。
コロコロコロナさん。
コロナさんのせいで、仕事がなくなってしまうのです。
ホテルで働いているお友達が、まじで急に仕事なくなったわ〜と言っていました。
そんな感じで、突如としてお仕事がなくなる。
だったら、正社員なればいいじゃん?なってないのが悪いんじゃない?って思う方もおられるかもしれない。
けどね、今、正社員じゃないのは、みんなそれぞれ理由があるからであって、みんながみんな甘えてるわけではないのです。
みなさんお願いだから、アルバイトやパートなどの、非正規雇用の人たちにも目を向けてくれ!
なんて言いません。
けどね、みんなが不自由なく生活できているのは、アルバイトさんがたくさんいるからなんだよっていうのを、頭の中に置いておいてもらいたい。